2016年06月01日

<習い事の大切さ>

2008年に文部科学省は、「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査」の報告書を出しました。
それによれば、約7割の小学生が習い事をしています。
小学生にとって習い事は、人間形成上重要で、
好奇心を刺激する効果も期待出来ます。
もし学校で好奇心を満たすことが少なければ、
習い事はとりわけ重要です。

習い事により将来の職業志望が明確になり、
プロになる子どももいます。
また、プロにならなくても、自分が本当にやりたいことに打ち込む経験は、
かけがえのないものです。
目標を設定しそれを達成し、更に高い目標を設定しその達成を目指すという、
自己実現の方法を体得する機会にもなるからです。
その為、習い事はお子さんが本当にやりたいことを、
やらせることが重要になります。


<勉強と習い事の両立>

小学生の高学年になると、勉強と習い事の両立がしばしば問題になります。
習い事と勉強がうまくリンクすれば、両立はそれほど難しくありません。
問題はリンクしない場合です。
両立出来る場合は、習い事を続けさせる方がよいでしょう。
無理に止めさせると、勉強のやる気が低下することがあります。
しかし、難関中学受験の場合は、6年生の夏以降は受験勉強に、
専念した方がよいでしょう。
その為には5年生のときから、お子様とよく話し合うことが大切です。