2016年06月01日

<日本人の望み=個性の尊重>

大ヒットし、カラオケで日本人が最もよく歌う曲の一つに、
牧原敬之の「世界で一つだけの花」があります。
その歌詞の最後では、次のように“Only one”、
言い換えれば個性の大切さが歌い上げられています。

「小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
No.1にならなくてもいい
もともと特別な Only one」

そうすると多くの日本人は、自分の個性が尊重されることを、
公正な人間の扱い方だと考えていると言えそうです。

個性を尊重するとは、他者を肯定し、承認することでしょう。
他者を否定し侮辱し貶めることとは反対です。

<家庭環境の重要性>

人間が最初に出会う社会は、通常は家庭です。
恐らく家庭は子どもの人生の基礎を形成します。
それは「三つ子の魂百までも」という諺にもあらわれています。
また、「アベロンの野生児」の話によっても間接的に証明されています。
「アベロンの野生児」とは、狼に育てられた子どもは、
結局「人間」にはなれなかったという話しです。

もし日本社会を、個性を尊重し合う社会にしたいのであれば、
まず家庭環境をそのような社会にする必要があります。
家庭で子どもの個性が尊重されなければ、
個性を尊重し合う社会を築くことは難しいでしょう。
そうなれば、日本人の望みもいつまでも実現しないでしょう。