2016年06月01日

<中学受験の位置付け>
私立や国立大学付属の中学や公立の中高一貫校に進学する場合、
中学受験をします。
中学受験のメリットは、地域の公立中学にない教育的価値やカリキュラムに基づく教育を受けることが出来る点にあります。

現在の学校制度は、複線的性格を持っています。
ここで複線的というのは、学校制度が高等教育機関に実質的に接続しているコースと、
そうでないコースに実質的に分岐していることを意味します。
高等教育機関に実質的に接続しているコースは、
更に次の二つのコースに分岐しています。

① いわゆる一流大学に接続しているコースとそうではないコース。
② エリートや専門職や管理職等の社会的地位に接続しているコースと、
そうではないコース。

これらのコースの分岐には、一定の流動性やグレーゾーンもあります。
中学受験は、これらのコースへの複数ある分岐点の一つと位置付けることが出来ます。

<中学受験への心構え>
中学受験への心構えで重要なのは、自分がどういう目的で中学受験をするのか、
を意識化することです。
大きく言えば、次のことを意識化する必要があります。

① 純粋に地域の公立中学とは異なる教育的価値に基づく教育を受けたいのか。
② 分岐したコースのいずれかのコースに進みたいのか。

まず中学受験の目的が、どちらなのか明確にさせる必要があります。
②の場合、自分が最終的に到達したい社会的地位も、
明確化する必要があります。
一流大学でもエリート等の社会的地位へ接続していないコースは沢山あります。
自分の目的に合った最適なコースを選択することが、
何より大切です。