2016年06月01日

<国語の勉強法>

国語の勉強には、次のようなものがあります。
① 漢字、語彙、ことわざ、慣用句の勉強。
② 作文。
③ 文章読解や読書。

読書は、文章読解力や表現能力の向上、情報収集などの点で重要です。
特に思考能力を高める上で重要です。
脳科学者の茂木健一郎さんも、次のように述べています。

「読書は、言葉をとおして想像力をはぐくんだり、遠い世界に思いを馳せたりしますから、
抽象的な思考能力を高めるには非常にいいんです」

出典: http://benesse.jp/blog/20131218/p1.html


<読書の仕方>

初めは子どもに興味があるものから読ませます。
子どもがマンガを読みたいと言うなら、マンガでもいいでしょう。
この段階で気を付けるべき点は、子どもに読書を嫌いにさせないことです。

読書の習慣が身に付いたら、古典にアプローチさせます。
初めは古典の解説書でも構いません。
ここで古典と呼ぶものは、その後の人間の創造力に大きな影響を与えた知的生産物のことです。
子どもは古典を理解することにより、文化や社会を理解出来るようになります。
従って、この知的生産物にアクセス出来るかどうかが鍵になります。
これは小学生だけでなく、大学生や大人についても言えます。

古典を読んだら、自分の感想や意見を持つことが大切です。
初めは両親など周りにいる人間が、何が書いてあったのか、
読んでどう思ったかを聞いてあげるようにしましょう。

それが出来たら、今度はそれを表現します。
例えば、感想文やエッセーなど。
この表現能力は、将来色々な場面で役に立つでしょう。